屋根塗装で行われる縁切りとは?縁切りが不要なケースも解説します!
2023/09/13
屋根の塗り替えを自分で行い、満足している方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、屋根塗装は塗料を塗るだけではありません。
屋根塗装において基本的に必要な縁切り作業をしないと、数年後後悔することになります。
今回は、屋根塗装における縁切り作業についてご紹介します。
例外的に縁切り作業が不要な屋根もあるので、こちらについてもご紹介します。
□屋根塗装で行われる縁切りとは?
屋根塗装を行う前に、必ず「縁切り」という作業をしなければなりません。
縁切りとは、スレート屋根を塗装後に、屋根同士がくっついてしまった箇所をヘラやカッターを用いて隙間を作る作業のことです。
本来、スレート屋根はスレート瓦とスレート瓦の隙間から雨水を外に出す構造になっており、屋根の内部に水が溜まりません。
しかし、塗装後、塗料でスレート瓦同士がくっついてしまうことで、上手く排水ができず、スレート瓦自体に雨水が浸透してしまいます。
その後、屋根の内側に水が溜まり続け、最終的には雨漏りになる恐れがあります。
雨漏りしているか症状が分かりにくく、重症になってから補修をすることもよくあります。
そのため、一つ一つの屋根材の隙間を確かめ、塗料で塞がっている箇所に対して排水できる隙間を作り、雨漏りを事前に防ぐ縁切り作業は非常に大切な作業なのです。
ただし、例外的に縁切りをしなくても良い屋根もありますので、覚えておきましょう。
□縁切りが不要なケースもあるの?
では、一部例外的に縁切りをしなくても良い屋根とはどういうものか確かめていきましょう。
*勾配が急
5から6寸勾配以上の急な傾斜の屋根の場合は縁切りをしなくても良いです。
傾斜が急なため、水はけの良さや塗料の溜まりにくさがあるためです。
*経年劣化で屋根の先端が反っている
経年劣化により、スレート屋根が反って3から5ミリほどの隙間が出来てしまっている場合は、縁切りが不要です。
スレート屋根の反りは日当たりが良い南面で起こりやすいため、南面だけ縁切りなしというケースもよくあります。
屋根塗装時の縁切り作業の前は、屋根の点検をしてもらい、各方面において縁切りが必要か否かチェックしてもらいましょう。
□まとめ
縁切り作業は雨漏りを防ぐ作業のため、非常に大切です。
ただし、勾配が急な場合や屋根の先端が反っている場合などは、縁切りは不要となります。
当社では、屋根塗装から屋根工事まで屋根に関する施工を引き受けておりますので、鴻巣市周辺で屋根についてお困りの方はぜひご相談ください。
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