外壁はなぜ退色する?退色しやすい色としにくい色をご紹介!
2024/01/25
外壁の色褪せは、家を所有する方々にとって避けられない問題ですよね。
この記事では、外壁の色褪せの原因を取り上げた上で、退色しにくい色と退色しやすい色について紹介します。
外壁の色褪せにお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
□なぜ外壁の退色は起こる?
外壁の色褪せの主な原因は2つあります。
*顔料の色素結合の切断
外壁の色は顔料によって生み出されますが、顔料の原子同士の結合は、太陽光の紫外線によって破壊されることがあります。
この結合エネルギーが紫外線によって上回られると、色素は分解され、色褪せが発生します。
例えば、窒素元素の結合は切断されやすく、これが色褪せの一因となります。
*化学変化による色の変化
外壁の色褪せは、酸化といった化学変化によっても起こります。
酸素や水、さらには熱などが影響を与えることで、外壁の色は変化し、元の色から変わってしまうことがあります。
□退色しにくい色と退色しやすい色
退色しにくい色と退色しやすい色を知ることで、メンテナンスの手間を減らし、長期間にわたっておしゃれな外観を実現できます。
ここでは、退色しにくい色と退色しやすい色について見ていきましょう。
1:退色しにくい色
・ホワイト
白は太陽光を反射し、紫外線のダメージを最小限に抑えるため、色褪せしにくいです。
さらに、退色が生じても他の色に比べて目立たないという特性があります。
・ブラック
黒い外壁はカーボンブラックを含む顔料により、着色力が高く退色しにくい特徴があります。
また、太陽光の影響を受けにくいため、長期間色持ちが良いのが特徴です。
・ブルー
青は光を反射しやすく、紫外線の影響を受けにくい色です。
そのため、色あせに強く、長期間鮮やかな色合いを維持できます。
2:退色しやすい色
・レッド
赤は鮮やかで視覚的に魅力的ですが、紫外線による退色が特に顕著です。
鮮やかな赤色は時間と共に褪せやすく、色の保持には定期的な塗り直しが必要になります。
・イエロー
黄色は赤に次ぐ色褪せの速さを持ち、特に明るい黄色は変化が目立ちやすくなります。
窒素元素同士の結合が弱いため、紫外線による影響を受けやすく、長期的な美観の維持には注意が必要です。
・グリーン
緑は鮮やかで人気のある色ですが、他の色に比べて退色しやすい特性があります。
特に、明るい緑は色あせが顕著で、時間と共にその鮮やかさを失いやすいです。
□まとめ
外壁の色褪せは、主に顔料の色素結合の切断や化学変化によって引き起こされます。
また、色選びにおいては、退色しにくい色としやすい色を知ることが重要です。
白や黒、青などは退色しにくい一方で、赤や黄色、緑は退色しやすい傾向にあります。
これらを参考に、長持ちするおしゃれな外壁を作り上げましょう。
当社では、安心の品質と価格で外壁塗装を行います。
鴻巣市周辺で外壁の色褪せにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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