サイディングのひび割れは何年で起こる?原因と長持ちさせる方法
2024/04/01
自宅のメンテナンスは、その家を長期にわたって保護し、価値を維持する上で欠かせない活動です。
特に、サイディングのひび割れは見た目の美しさだけでなく、住宅の機能性にも大きく影響します。
この記事では、サイディングのひび割れは何年で起こるのか、またその原因、予防・対策方法について解説します。
□何年で起こる?サイディングひび割れの早期発生を招く原因
サイディングのひび割れが10年以内に発生する主な理由には、塗料のグレードの低さ、外壁材との相性問題、施工不良が挙げられます。
これらの原因を理解することは、早期の劣化を防ぎ、住宅を長持ちさせるために必要です。
1:経年劣化によるひび割れ
経年劣化は避けられない現象ですが、使用される塗料のグレードが低い場合や、外壁材と塗料の相性が悪い場合には、予想よりも早く劣化が始まります。
特に、アクリル系やウレタン系の塗料は、その耐用年数が短く、10年を持たないことがあります。
2:塗装会社の施工不良
施工不良は塗料の選択ミスや、適切でない塗り回数、希釈量の誤り、乾燥時間の不足など、さまざまな形で現れます。
これらのミスは、サイディングのひび割れや劣化を加速させる原因となります。
□サイディングの寿命を延ばす保守の秘訣
サイディングの寿命を延ばすための保守は、住宅の美観を保つだけでなく、構造の安全性を維持する上でも非常に重要です。
ここでは、コーキングの打ち直しと塗装の塗り替えについて解説します。
*コーキングの打ち直し
コーキングの打ち直しは、サイディングの隙間を埋め、水の浸入を防ぐために欠かせないメンテナンス作業です。
時間とともにコーキング材は硬化や劣化が進み、ひび割れや剥がれが発生することがあります。
これを放置すると、水分が壁内に浸入し、サイディングや家自体の損傷を招きます。
そのため、以下の手順でメンテナンスを行うことが推奨されます。
1:劣化状況の確認
コーキングの状態を定期的にチェックし、ひび割れや剥がれが見られたら、早めに対処することが重要です。
2:既存コーキング材の除去
劣化したコーキング材は専用の工具を使って丁寧に除去します。
この過程で、サイディングを傷つけないように注意が必要です。
3:新しいコーキング材の充填
除去作業が終わったら、新しいコーキング材を充填します。
この際、均一に塗布することで、隙間なく水密性を確保できます。
*塗装の塗り替え
サイディングの塗装は、美観を保つだけでなく、防水性や耐久性を高める効果もあります。
塗り替えは、以下のポイントを押さえることが重要です。
1:塗装の選択
塗料にはさまざまな種類があり、耐久年数や機能も異なります。
サイディングの材質や住宅の立地条件に合った塗料を選ぶことが大切です。
2:塗り替えのタイミング
一般的に、塗装の塗り替えは10年を目安に行われることが多いですが、住宅の立地条件や塗料の種類によっては、その前に必要になる場合もあります。
3:施工の品質
塗り替え作業は、専門の会社に依頼することで、均一で丁寧な仕上がりを期待できます。
また、塗料の乾燥には適切な時間が必要であり、この工程を急ぐと仕上がりの質が低下する恐れがあります。
□まとめ
サイディングのひび割れは、塗料のグレード、外壁材との相性、施工の質に大きく依存します。
これらの問題を理解し、適切なメンテナンスを行うことで、サイディングの寿命を延ばし、住宅の価値を長期にわたって保護できます。
コーキングの打ち直しや塗装の塗り替えを定期的に行うことで、自宅を守れるでしょう。
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